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第4段はアコースティックギター界の巨匠『岡崎倫典さん』が登場!
自身のソロはもちろん、有名ドラマのサントラやCM楽曲まで、
数々のドラマティックな楽曲を創り出してきた倫典さん。
Herzoedioケーブルと出会って倫典さんの音がどう変わったのか?!
倫典さんとの出会いによって誕生したケーブル【EBONY】の魅力とは?!
を語ってくれます♬
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Herzoedio
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Special interview vol.4
倫典
岡崎
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昨年、Herzoedio根本がお世話になっている、いわき市のライブハウス『Queen』さんで倫典さんに初めて出会い、そこから倫典さんにはHerzoedioケーブルを使っていただいています★
“倫典さんいつもお世話になっています!
初めてHerzoedioのケーブルに出会った時の印象・感想などを教えてください★”
岡崎
『まず初めに驚いたのが、ケーブルの名前です。
用途・諸元からくるケーブルの色の違いはよく目にしますが、Herzoedioの「WOOD」「EBONY」「BRASS」といった固有の呼び名はケーブル界では珍しいし、いい感じだと思いましたね。
福島県いわき市のQueenでのライブで初めて使わせてもらって、ノイズの少なさと中音域の膨らみを感じました。そこが使うようになった一番の理由です。ただ一つの会場だけではケーブルの特性やギター、マイク・システムとの相性をすべて把握するのは無理なので、そこからもあちらこちらのライブで使っていますが、印象はいたって良好ですよ。』
“Herzoedioのケーブルを使ってみて、倫典さんが感じた他社のケーブルとの違いなどはございますか???”
岡崎
『Herzoedioのケーブルと他社製品の違いは、一番に《Middle域の豊かさ》と《Noiseの低さ》ですね。』
“倫典さんがオーダーしてくださったHerzoedioのアコースティック用ケーブル『EBONY』(岡崎倫典モデルはグリーンカラー)は、ライブで使ってみてどうでしょうか??”
岡崎
『Herzoedioのフィンガーピッキング・アコースティック用ケーブル「EBONY」は、これまで僕が好んで使っていたケーブルの特性に近いモデルで、プリアンプ側のEQやVolumeの調整も少なく、僕にとって扱い易いケーブルです。
僕が出音で一番大切にしていること - - 【自分が思い描いているパワーや繊細さ、包容力や思いが澱みなく客席に伝わってくれること】なのですが(ちょっと漠然としてますが‥‥)
もちろんそこにはギター本体や使う弦をはじめ、PAシステムや会場の佇まい・雰囲気、オペレーター、お客さんの層や入り、果てはその日のお天気や体調に至るまで、あらゆる要素が関わってきます。
そんな中でもケーブルはかなりのポジションを占めていると思っています。Herzoedioのケーブルはそんな僕の志向にかなり近い特性を持っていると言えますね。
“フィンガーピッキング用のケーブル『EBONY』は倫典さんとの出会いがきっかけで誕生しました!!倫典さんにもご意見を沢山いただき出来上がったモデルですが、『EBONY』はどんな方にオススメできますか??”
岡崎
『「EBONY」は同じくアコースティックギター用のケーブル「WOOD」に比べてMiddle域に加えてLo域も持ち上がっています。
僕の場合、プリアンプの元々のセッティングが市販のものとは違っているので何とも言えませんが、プリアンプやエフェクターなど市販の製品を使っている方はこのケーブルを使えば望む音に早く出会えるかも知れません。
「EBONY」はフィンガーピッキングと銘打っているだけあって、バンドの中で使う時よりギター・インスト、ソロ・ギターを目指してる方におすすめですね。
ステージでもギターや曲調によってケーブルを替える‥‥なんてのも有りかも?』
“倫典さんはライブの際、いつも音作りを入念になさっている印象があります。
倫典さんがアコースティックギターを弾く時に、大切にしている“音作りのポイント”はありますか??また、倫典さんのように音を出したい場合の、オススメのセッティングなどはございますか??”
岡崎
『"音作りのポイント” ーー まずは自分の両手の指と弦の触れ合いで生み出される音や艶・その時の感情や調子がいかに再現されるか…ですね。
おすすめのセッティングというものは特にありませんが、最近のアコースティック・ギタリストのエフェクターの多さにはただただ驚くばかりです。音楽雑誌からの情報やプロが使っている機材というルートから揃えられているかと思いますが、それらを使いこなしてる・それらで個性的な音を作り出してるギタリストには残念ながら出会っていません。
音の世界は自分とギターが紡ぎ出す原点があって、エフェクターはその色付け・飾り付けです。逆転の印象少なからずの昨今です。
ちなみに僕がステージで使っている機材はt.c.のアナログ・コーラスとBOSSのアナログDelayです。Reverbはすべて卓掛けです。アナログ機材が手に入りにくい時代ですが音は絶品です。
その中のわずかなエフェクターを結ぶ繋ぐケーブルは、特注で短く作ってもらったHerzoedioの「BRASS」が使われています。』
“今後のHerzoedioに期待することなどございますか??”
岡崎
『ワシントン条約をはじめ材の輸入や使用が難しくなっている昨今。ハカランダやマホガニーやローズ系に代わる素材もたくさん登場してきています。コアやメイプルなどはすでに大きな市場を持っているでしょう。
僕が所有しているギターもいくつかは新素材が使われています。
それら新素材の名前も付くようになるといいなぁなんて思っています。(材が持つ特性とリンクできるといいのですが…)』
“ありがとうございました!今後ともHerzoedioを宜しくお願い致します!!!”
岡崎
『Herzoedioさんが今後どこまで開発範囲を広げられるのかはわかりませんが、今の時点ではケーブルの前にあるアーティスト、楽器や機材、その後にあるPAオペレーター・卓・スピーカー、そしてオーディエンス‥‥それらとのコミニュケーションは不可欠です。
大変な作業・膨大な時間がかかりますが、できる範囲で地道に進めて下さい。今後の発展に期待していますよ!』
( 今回、岡崎さんが演奏した製品 )
楽器用ケーブル【EBONY】【BRASS】
インタビュー撮影協力:二子玉川GEMINI Theater
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- 岡崎 倫典 Profile -
rynten okazaki
1954年生まれ
広島県出身
立教大学進学と同時に上京。大学在学中21歳でプロのギターリストとして スタート。
大学卒業後、杉田二郎、鈴木康博、加山雄三、谷山浩子、尾崎豊、松田聖子、財津和夫、玉置浩二、ふきのとう、 など数々のアーティストのサポートとしてステージやスタジオに参加。
1990年・初のソロオリジナルアルバム『Bayside Resort』を発売と同時に楽譜集を出版。
以後ソロアルバムは 2010年までに13枚、写真家とのコラボアルバムなどもリリース。
海外においても、韓国・中国・台湾でのライブツアーも毎年開催され、韓国ではオリジナルアルバムがリリース。
TVドラマ:1994年 フジテレビ系TVドラマ「若者のすべて」 1995年東芝日曜劇場「輝け隣太郎」 CM:「SEIKOクレドール」 大手電気裏販店「Deo Deo」「Royal Asscher Diamond」「MIZKAN(ミツカン)」 「日本興亜損保」「NUMO(原子力発電環境整 備機構)」
ギターファンの為に教則物も数多く出版、インターネットによるレッスンも配信、ギター教室を 自ら主宰するなど、 アコースティックギターインストゥルメンタルの普及にも力を入れている。
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Rynten Okazaki Official Blog
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Herzoedio〝INTERVIEW〟vol.4 『RYNTEN OKAZAKI』movie
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